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赤ちゃんの突然死、乳幼児突然死症候群。防止には、仰向けで寝かせること、タバコを控える、母乳で育てる、乳児を1人にしない、など。

乳幼児突然死症候群はマスコミにも取り上げられて広く知られるようになりました。
健康だった乳幼児が予測も付かずに突然死してしまうというものです。

特に生後6ヶ月未満の乳児に起こります。
その原因はまったく分かっていません。

こんなことが万が一にも起こるのであれば、養育者の方は常に不安で、心配してもし切れないでしょう。
極端なことをいえば、子どもが呼吸しているかどうか、四六時中目が離せなくなってしまうでしょう。

この症候群の原因は、乳児の呼吸をつかさどる脳の部分が未熟であることと、さらに呼吸を抑制する悪循環が作用して起こるのではないかと推察されています。

少しでも防止するためには、仰向けで寝かせることが有効であることが分かっています。
うつぶせ寝で、しかもやわらかい寝具では、顔、鼻、口が覆われ危険とされています。
仰向けでも、掛け 物などが顔や鼻、口にかからないように注意が必要です。

タバコの煙も危険性が増すと考えられています。赤ちゃんの周りではタバコは控えて下さい。本来なら妊娠中からタバコは止めるべきでしょう。

また、母乳が良いとも言われています。できれば母乳で育ててください。
とどのつまりは、なるべく乳児を一人にはしないことでしょうか。

参考までに、簡単に使える乳児用の呼吸モニターという器具が販売やリースされています。
医療機関や保育所などで導入するところもあるようです。

以上の様な対応をおこなっても完全に予防することは不可能です。