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熱性けいれんでは、38℃を超える高熱、熱の上がり際、病気にかかって出るしょっぱなの熱、それから24時間以内に繰り返して出た熱などによって、けいれんが起こりやすいとされています。

子どもは熱を出すとけいれんを起こすことがあります。
子どもの脳が未熟だからと考えられています。

日本人に多く、また同じ家系内に多く見られることもあります。
実際に、熱性けいれんの体質を表すような遺伝子が発見されてきています。
病院に救急搬送される子どもの大半は、この熱性けいれんです。

子どもの面倒を見る大人は、熱性けいれんについてよく知っておいたほうが、より適切に対処できるでしょう。

熱性けいれんでは、38℃を超える高熱、熱の上がり際、病気にかかって出るしょっぱなの熱、それから24時間以内に繰り返して出た熱などによって、けいれんが起こりやすいとされています。

年齢は3歳までの乳幼児が多く、一番多いのが1歳台の幼児です。
それ以上の年齢になれば、頻度はぐっと少なくなります。

熱性けいれんの症状は、突然のけいれんが多くみられますが、そればかりでなく、意識が無くなってぐったり全身が脱力してしまうことや、意識が障害されてボーッとなる場合もあります。
いずれも発作的に起こるのでびっくりします。

熱性けいれんは、発熱以外にけいれんの原因が見られない場合を言います。

一方、元々けいれんを起こすような病気がある場合には、発熱時にけいれんが起こっても熱性けいれんとは診断しません。

なぜなら、元々の病気によるけいれんの可能性があるからです。
例えば髄膜炎などの中枢神経感染症とか、先天的な代謝異常症、循環器の病気がある場合などです。
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